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学研二眼レフも持ってきました [山歩き(日帰り)]

ほいで先日撮った、二眼レフカメラの写真です。
大人の学研の付録の、自分で組み立てるトイカメラです。
フィルムのおかげか、赤の発色がきれいなように感じるので、高尾山に持って行きました。

前夜にフィルムを入れようとしたら、箱に入った新品フィルムが1個と、箱から出ていたのが1個ありました。
出ているほうは新品なのか撮影済みなのか。
ネットで調べたけど、これといった見分け方はないみたい。
わからないやつと新品とで、違いがないか手に持っていたら、今度はどっちが新品かわからなくなりました。

 

FH000003s.jpg

1号路の登り道。
周囲は盛大に流れていますが、真ん中はそれなりに解像します。

フィルムが大丈夫かは現像するまでわからないのですが、たぶん大丈夫なはず。
このトイカメラだとフィルムに何かしら跡が残りそうなものだけど、2個とも全く同じ見た目だったし、最近の写真を見返してもこれで撮った記憶はたぶんない。
もし仮に全部二重露出になったとしても、それはそれでいいや。(でもそうなったら現像屋さんはどうするんだろう。1回目と2回目、重ならずにずれてて、コマの境目がなくなってるだろうし。)

この日撮影し終わってフィルムを全部巻き取ってみてわかったのですが、このカメラで巻き取ったら元通りにはならないので、今回みたいに見分けがつかないということはなかったです。

 

FH000009s.jpg

薬王院。

このおもちゃのような二眼レフカメラは、ピント合わせがすごく難しい。
2mより遠い被写体なら、フォーカスを無限遠にすればなんとか。
フォーカスリングにマークを入れたので、そこに合わせれば一応まあまあ写るはず。 

逆に近いほうは、かなりきちんとピントを合わせないといけない。
ファインダーがはっきりと見えないので、これが至難の業。
ファインダーと撮影のレンズが別なので、見ているものと撮れるものが違う。
さらにはどうピントを合わせようが、中心以外はシャープには写りません。何だこのカメラ。

 

FH000010s.jpg

横位置で撮るには、自分があさっての方向を向くことになります。
向きだの傾きだのが感覚とずれまくって、全く思い通りにならない。

入れてきたフィルムは24枚撮り。
いつものように1日で100枚も撮るわけにもいきません。
一枚一枚丁寧にシャッターを切ります。

 

FH000015s.jpg

もみじの燃えるような赤。
高尾山山頂の下で撮ってたら、近くにいたおじさんが「二眼レフだ」と反応してました。「小学生のころ云々…」とお仲間に話しています。

 

FH000019s.jpg

小仏城山のねこ。
二眼レフだと、自分は撮る相手のほうを向いていないので、写真を撮っているとは思われないっぽい。
ネコに向かって構えてたら(自分は下を向いている)、子供が入ってきてねこを構いだした。
この日撮った24枚中、まともに写ってたのはたった6枚。
こいつはよく撮れた。

 

FH000024s.jpg

動かない相手ならじっくりピントを合わせられるかと言えば、そもそもろくに見えていないので、半分運か。
でもそういう偶然に頼るところ、ひとつの場面に1枚だけ、フィルムのコマの送りにミスってるかもしれないし、ちょっとでも光量が足りないとほとんど写らない。でも何かの拍子にきれいに写ったり、不思議な雰囲気が出たりして、そういうのはデジカメで撮った写真にも負けていない。
そういうところがおもしろいと思う。

帰り道にザック背負ったまま写真屋さんに入り、晩にはもう現像ができているのもありがたいです。

ゆっくり撮れるお出かけの時、それも晴れた日の日なたでないと使えませんが、またときどき使おう。

 

↓前に撮ったやつ。
http://poputipititi.blog.so-net.ne.jp/2013-02-12

 

 

 


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