やっぱり下りた後も好き 関八州見晴台

今回は、関八州見晴台に行ってきました。
毎年、まだ雪が残る時期に来ることの多い山ですが、ここはツツジでも有名。
そうだツツジを見に行かなきゃと、ちょうどいい時に思い出すことができました。



と言うか、夏に始まる某作品のPVにも登場していた山なので、注目度が高まっているのですよね。
いつもの通り早朝に出て、人がたくさん来る前に登ることにします。

西吾野駅を出発。
虫歯の神さまですって。
ひと月ほど前に小さな虫歯を治療したばかりなので、またしばらくはお世話にならずにすみますように。

いつもの真冬だと、この道を歩く時は手袋をした手がすごく冷たくてしんどいのですが、今回はぽかぽかです。
むしろ暑くなっていく予報。
登りだしたらTシャツ1枚でいいかな。



いつもは萩の平側から登ることが多く、今回もそのつもりでした。
前夜に地図を用意してたら、もうひとつのパノラマコースに「スミレ」の表記を見つけ、そっちに変更。
こっちの道も、一度か二度歩いたことがあります。



ウツギ。
ウツギ、マルバウツギ、ヒメウツギとそっくりなので、雄しべの形を撮っておかないと見分けられない。



マムシグサたちが雨宿りしてるみたい。



時期を外していたのか、この道ではスミレはニョイスミレくらいしか見られませんでした。
急な尾根をひとしきり登ると、萩の平からの道と合流します。



不動茶屋跡。
ここんところ、春でも空気の澄んだ日が多いなあ。



フモトスミレかな。



ニオイタチツボスミレだろうか。
図鑑とぴったり同じ色形をしてるわけじゃないから悩ましい。



山頂部はツツジの道になっています。
ここへは車でも来れるので、高山不動尊と合わせて訪れる人も多そうです。



山頂到着！
ほぼ360°の景色が広がります。
まだ9時ごろなのですいており、自分の他にもうひと組いるかいないかといった程度でした。

持ってきたお湯でカップ麺をいただいて、しばらく休憩してから、つつじのトンネルをまたくぐり高山不動尊に向かいます。



高山不動尊は工事中で、ネットに囲われていました。
この急な階段もヤマノススメのPVに登場してた。
新作最初の山歩きが関八州見晴台になるのかな。



ここからは、エゴ辻から大窪、休暇村へと向かう登山道を下ります。
エゴ辻のあたりの急斜面のトラバースは、今回はまた少し荒れた雰囲気です。
いちばん狭い箇所に倒木が何本かかかっていて、少し気を使いました。
反対側からおじさんがひとり登ってきて、注意しながら行き違う時に「この道狭いですねー」と辟易した様子でした。
そうですねー、でもここだけですよ。「そうですか、よかった」



柿の木坂の家。
ここの雰囲気は好き。冬に来ても、春の小さな花が咲き始めたりしている場所です。
ここまで来ればもうおだやかな道。


次、ヘビ注意。



道の端にいたヘビに直前で気がついて、うわっと声を上げて後ずさってしまいました。
下手したら尻尾踏んでた。






ヤマカガシってやつだな。
ざっくり長さ50cm、太さ25mmくらいな感じです。

そろそろと後ろを通してもらいました。
通り抜けてからしばらく見てたら、おもしろくなさそうに斜面をざーっと下っていきました。



猿だ！
大窪峠の切通しに、猿が数頭いました。



ここで見るのは初めてだ。切通しを抜ければすぐに休暇村が見えてくる、車道と車道に挟まれた場所だというのに。
というか人里だから猿がいるのか。
お互いちょっかいをかけることなく通過。
1頭ならともかく、群れは怖いしね。



休暇村へと下山です。
ここでお風呂に入りました。
つい数日前にリニューアルオープンしたばかりとのこと。
新しい建物も作っていますね。



少し先のお店でお昼ごはん二度目。
お店のおばさんに聞いたところでは、ここの休暇村は前身のあじさい館だったころはあまり儲かっていなかったけど、今はかなりうまくいっているっぽいそうな。

露天風呂に新設された、木のつぼ風呂？が気持ちよかった。
午前中ならすいていて、ひとりで仰向けに寝そべって浸かっていられるの。空も見えるし。
山頂もいいしお風呂もいいしのんびりランチもいいし、また来よう。

タグ：山歩き（日帰り） 奥武蔵

コメント 2

初コメ失礼します
ヤマノススメに出てたとこですよね？
by しろやぎ (2018-06-27 21:14) 

コメントありがとうございます。
そうです、原作ではあおいちゃんが苦いコーヒー飲んでました。
サードシーズンのPVで描かれているので、楽しみですね！
by ひさみね (2018-06-27 22:36)