スミレと春の花々と高尾山~日影沢林道 [山歩き(日帰り)]
今回は、高尾山から日影沢までを歩いてきました。
ここんところまったく真面目に歩いていなかったので、少しづつでもリハビリしなければ。
春序盤の花の季節は過ぎてしまっていますが、高尾山なら中盤以降のスミレは楽しめそうです。
ルートはちょっと考えて、1号路→4号路で登り。
1号路の下半分なら花も咲いてるし、4号路は、イヌブナの花が7年ぶりに一斉に開花したという話を聞きました。
6号路や3号路も気になるのですが、一度に全部は歩けない。(歩く人もたまにいるけど)
ここんところまったく真面目に歩いていなかったので、少しづつでもリハビリしなければ。
春序盤の花の季節は過ぎてしまっていますが、高尾山なら中盤以降のスミレは楽しめそうです。
ルートはちょっと考えて、1号路→4号路で登り。
1号路の下半分なら花も咲いてるし、4号路は、イヌブナの花が7年ぶりに一斉に開花したという話を聞きました。
6号路や3号路も気になるのですが、一度に全部は歩けない。(歩く人もたまにいるけど)
今日は気温が上がって夏のような暑さになるとのこと。
久しぶりに歩くから服装の見当がつき難い。登りはTシャツだけでいいかな。
マムシグサの仲間。こいつらは似たものだらけなので、同定は諦めています。
他にもさっそく、マルバスミレっぽいのやニリンソウ、シャガなどの花が、道の左右に咲いていました。
猿園の像がちょっと怖い。
浄心門のところから右に入り、4号路を進みます。
人の姿が一気に減りました。
イヌブナの花がこの道には咲いていて、たくさん落ちていると聞いたのですが…
見てわかるのかな?写真でちらっとだけ見てきたけど、自信がなくなってきた。
ちゃんと予習してから来ればよかった。
ん?これかな??
と言うかさっきからものすごい大量に、地面やら木々やらに落ちてたり引っかかってたりするんだけど。
イヌブナの木に咲いているところが見られればいいのだけど、そもそもどの木がイヌブナなのかもわからない。
立ち止まって携帯で調べたところでは、どうもこれっぽい。
本当にたくさん落ちています。
イヌブナと関係ない木にも大量にぶら下がっています。
よく見たらさっきの猿の像にもいくつかくっついていました。
高尾山のイヌブナは、前回の一斉開花が2011年、聞くところによるとその前も6~8年くらいに1度、一斉に咲くそうです。
高尾山の山頂に到着。
富士山がきれいに見えています。
すっかり春なのであまり期待してなかったからうれしい。
ここからは3号路で下る選択肢もあるのですが、特にコンディションも問題ないのでこのまま奥高尾方面へと進みます。
道端に咲いていたスミレ。
なんだろこれ。
濃い紫色でハート形の葉っぱで距が細くてくるんと上を向いているのだから、帰って図鑑を見ればすぐにわかるだろうと思ったら、図鑑見てもわからない。
オカスミレかなあ…
ツバメシジミがお食事中。
ちいさなちょうちょで、こう見ると、口の管はすごく細い。
花の蜜なんてよく吸えるなあ。どうなってるんだろう。
濃い紫のスミレは目立ちますね。
こいつはノジスミレ。
タチツボスミレやニョイスミレに混じって白いスミレが。
スミレは、特に高尾山では種類が多く、みんな似たような顔をしてるくせに同じ種類の中でもちょっとづつ違っていたりして本当に難しい。
これは何だ。マルバスミレの元気のないやつかなあ。
小仏城山に到着。
桜と紅葉が並んでいます。
なめこ汁でおやつにします。
チョコレート的なものが食べたくなったけど、今日は持ってきてないな。
茶屋で買おうかどうか迷って、帰ってから買い置きのチョコパイを食べることにしました。
今日はここから、日影沢林道を歩いて下ることにします。
林道沿いにもいろいろ花が咲いているとのことなので。
ニリンソウはあちこちで群落を作っています。
よく見るとこいつらはけっこういい加減で、花弁が5枚だけではなく6枚のやつもよく混じっています。
あ、どうも白いのは花びらじゃなくて萼片らしい。
お、また紫のスミレ。
自分がその場である程度わかる紫のスミレは、スミレ・ノジスミレ、ヒメスミレくらい。
こいつはそのどれでもない。
いまいち自信がありませんが、たぶんオカスミレだと思う。
白くて小さなニョイスミレ。
車道の両側を、きょろきょろしながら時間をかけて下っていきます。
幸いこの道には一般の車は入って来ません。
前方に道端を覗き込みながら歩いてる人がいたりします。同類だ。
マルバスミレっぽい。
タカオスミレはいないかなーと思ったのですけど、ここにはいないのか、時期がもう終わってるのか。
来年は春を逃さないようにしよう。
ニリンソウのこのコンビは、花びらが7枚と8枚。
中には、八重咲きのやつや、緑色のやつもいたりするそうです。
ニリンソウの群落は花の数が多すぎて、とても見きれませんけど。
ニリンソウにしてはちょっと違和感が。
花が大きいし、形がちょっと違うし、葉の切れ込みが深い。
イチリンソウだ!
特別珍しい花ではないようですが、初めて識別できたかも。
お、ヤマルリソウだ。好き。
ここにも咲いているとは。
林道の終点近くにリンドウが!
これも春の好きな花のひとつですが、今回はまったく意識してなかったから嬉しい。
春のリンドウは、ハルリンドウ、フデリンドウ、コケリンドウの3種がよく似ていて、花の写真だけでは区別が難しいです。花の横からの写真と根元の写真を撮っておきます。
こいつはフデリンドウ。
日影沢林道と言えば、もうちょい早い時期のハナネコノメでも知られています。
登山道ではないのですが、花や虫を見るにはいい道です。
今日も、虫捕り網を持った学生らしきグループが蝶を採取していました。研究室かな?サークルかな?
今年に入ってからはある程度標高差のある山歩きはほとんどできていません。
すっかりなまってしまいました。
GWにもまたどこかを歩くことにします。
2018-04-22 22:56
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