鎖まじりの長い尾根道 大岳山 [山歩き(日帰り)]
今回は大岳山から鋸尾根を歩いてきました。
このルートはなかなか長く、自分としてはコンディションが良くて暑くない時に行きたいところです。
ちょっとした鎖場岩場を下りたい気分だったし、次週はおとなしくしているつもりなので、ちょうどいいや。
ケーブルカーで御岳山まで登ります。
朝起きる時刻を1時間間違えてしまいました。
どうりで山に行くにしては妙にのんびり寝てられると思ったんだ。
出発までまだ30分あったし、準備は前夜にほぼ済ませてたので、予定通りに挽回しました。
こういうときは忘れ物をしやすいと注意してたのですが、やっぱりハンカチ忘れた。
タオルもあるけどコンビニで買っておきます。
武蔵御嶽神社にお参り。
今は工事してるみたい。
巫女さんが朝の支度をしてました。
今日のコースは、七代ノ滝は通らずにロックガーデンへ、そして大岳山、鋸山、奥多摩駅へと下ります。
コースタイム5.5時間、歩行距離11kmちょっと。
大岳山から先が長くてアップダウンが地味にあるので、シーズンの歩き慣らし最終チェック的な意味で来ることが多いです。
ロックガーデンの入口に鎮座する天狗岩。
ここも鎖場ということで、登っておきました。
鎖のついているところならあまり怖くなくなってきた気がする。(でもちょっと怖い。)
ロックガーデンはきれいだねえ。
東京のここら辺にお住まいで、自然は好きだけど「そう言えば山なんて子供の頃以来だねえ」っていうような人はぜひお越しください。
この橋を渡ると芥場峠へ。そして大岳山への登山道が始まります。
観光地に隣接した初級者向けコースながら、この先は岩場や鎖場があるのでスニーカーではお勧めできません。
大岳山荘跡から大岳神社へ。
お参りしておきます。
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山頂直下の岩場。よいしょよいしょ。
大岳山山頂到着。
富士山が見える!この季節では意外!
おにぎりとおやつを食べてひと休み。
行程的にはまだ1/3くらいです。がんばるぞ。
ヤマツツジがそこかしこで赤いアクセントになっていました。
山頂からの下りも鎖場があります。
大岳山からこっちに来るのは久しぶり。こんな岩場だったっけ?
小ピークをいくつも越え、最後の坂を登ると鋸山です。
特にどうということのないただの空き地ですが、奥多摩駅と大岳山の中間地点であり、他には適当な場所もないので、たくさんの人がここで休憩、昼食タイムにしていました。
自分もここでデザートタイム。
まだまだ先は長い。
この道いちばんの鎖場です。(巻き道もあります。)
上から見下ろすとおっかないのですが、一段降りると下の地面が案外近くに見えます。
三点支持で…上体は岩から離して…と教科書を思い出しながら慎重に下ります。
下から見るとこんな。下りはもっと練習しないと。
前を見てお?と思ったけど右手に下り階段が続いてた。
鋸尾根というだけあって、小刻みに上り下りのある岩がちな尾根道が続きます。
鎖で岩を回りこんだ先の鉄はしごを下って前を見ると、すぐまた岩場の登りになります。
このあたりまで来て日が暮れてライトを持っていなかったり、体力が尽きて歩けなくなったりして救助要請、というパターンがよくあるようです。
狭い岩尾根の上に立つ天聖神社の祠。
コンクリートブロックに囲まれたぱっと見団地のゴミ捨て場みたいですが、よく見たら細工が細かくて立派です。
岩場を進み、ジグザグの坂を下り、林道を横切り、神社の階段を登って、下界もずいぶんと近づいてきました。
もうすぐだと思ってしまうと実際はまだまだでしんどい思いをするので、地図を見て現在位置を確認します。
ここまでの長い上り下りで弱った足に、最後に襲い掛かるこの急階段の下り。
段が微妙に狭くてがたがたで、がんばって下ります。
この先もまだ下りは続くので気は抜けません。
ここら辺まで下るとコアジサイが咲き始めていました。
もうちょっと先の季節になると、道の両側にいっぱいに咲くんだろうなあ。
公園に出れば奥多摩駅はすぐです。
相変わらず楽ではない道でしたが、前回は最後のほうで足がつりそうになってた気がするし、今回はまあまあ順調でした。
梅雨の間も適度に歩くようにしておけば、夏山シーズンへの準備も心配ない感じです。
次週はちょっと休養にして、その次はまたお出かけの予定ですよ。
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