御岳山奥ノ院とシロヤシオ [山歩き(日帰り)]
今回は、かたわらさんと御岳山に行ってきました。
今年に入ってから山を歩く機会がめっきり減ってしまったので、そのリハビリを兼ねて。
いつもの年だと、4月はイワウチワだのスミレだのを見るために軽めながらもそこそこ歩くことが多く、ゴールデンウィークには標高差1000mクラスでちょっとがんばったりもするのですが、今年はとてもそこまでは。
ちょうど今の時期、御岳山の奥ノ院でシロヤシオが見ごろだと聞きました。
お手軽というにはほどほどに歩くので、ちょうどいいんじゃないでしょうか。
長期メンテナンスを終えたケーブルカーに乗り、御岳平からスタートです。
白くてちっこいスミレ。ニョイスミレかなー。
今日はいい天気、暑くなりそうです。飲み物を買い足しておこう。
白装束の外人さんの団体がぞろぞろと歩いて行きました。
宿坊体験とかだよねきっと。ジャパニーズトラディッショナルシュギョー!
武蔵御嶽神社はこんな姿に。
おみくじを引きました。
「あなたは人知れず善行を積んでいるから、ご利益があるよ。(でも自慢したらばちがあたるよ。)」
さすが神さま、自分の人知れない善行を全てお見通しだ。とかたわらさんに謙虚に自慢したら、かたわらさんも全く同じのを引いてきた。何という善行コンビ。
かたわらさんも御岳山ロックガーデンコースはこれで3回目。
過去2回では行かなかった、七代ノ滝へと今回は下りて行きます。観光気分で行くにはちょっと下り上りが大変なんだよねあそこ。
こいつは何だ。マルバスミレかなあ。
滝の手前のここが好き。
沢の水が流れていて、水辺の花が咲いています。
七代ノ滝ではたくさんの人が休憩していました。
自分が初めて来た時には川が渡れなくて滝が見えなかった。
まわりの人たちの話が耳に入りました。
「で、ロックガーデンにはどう行くの?」
「あれ(鉄ハシゴを指す)」
「マジデー!?」
ひいはあ。
上りきった先では、天狗岩のクサリが家族連れで行列していました。
これ、登るのはいいんだけど、下りはけっこう怖いよね。はるか下の滝まですっぱり落ちる方向に進まないといけないし。
うちらはパス。
ここからはいつものロックガーデンです。
新緑と春のお花がきれいな季節。
なんじゃこら。
気に留めたのは初めてだけど、今まで見たことあったっけ?
図鑑で見たことあるような…
帰ってからいろいろ調べたら、ヤマウツボでした。ウツボとかマムシとかそんなような名前だと思ったんだ。
沢沿いにはネコノメソウの類がたくさん。
花は終わって、小さなカップの中に種ができています。
綾広ノ滝。
ロックガーデンを回るだけならあとは平らな道を帰るだけですが、今回はここからがむしろメインになります。
芥場峠のあたりから先が見えます。
左手からあの稜線を右へと進み、右の三角の山が奥ノ院です。
奥ノ院からの下りはけっこう下らされるんだよね。
御岳山のイラストマップを見ると御岳山のすぐ隣に描かれてるので、観光ついでに来ちゃってしんどい思いをする人がよくいる印象です。
鍋割山(鍋焼きうどんがないほう)を通り、奥ノ院までの手前にはちょっとした岩場があります。
岩場を登りながら上を見上げると、シロヤシオが咲いています。
真っ白できれい!薄い花びらが新緑の中で光っています。
葉っぱも5枚セットの星形になっていてかっこいい。
奥ノ院山頂。
御岳山には天狗の腰掛杉というのが有名ですが、その左右両方版みたいのがありました。
腰掛けたら天狗さまのお尻が大変なことになってしまうとかたわらさん。
山頂にも小さな白いスミレがちらほら。
葉っぱに斑が入っているのとないのと両方あります。
フイリフモトスミレのようです。斑が幾何学デザインっぽくてきれい。
奥ノ院から御岳山方向に一気に下っていく道の途中で、外人さんの親子連れとすれ違いました。
が、がんばってね…。
奥ノ院と鍋割山の間ではトートバッグ下げた二人連れがいたよ。
御岳山のお土産屋さん通りでおやつにしました。
ちょうど眺めのいい席をもらえました。
久しぶりにしてはいい感じに歩いたなー。
夏に向けて、これからもちょいちょい歩いていこう。
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