ヒガンバナの巾着田から飯能ハイク [山歩き(日帰り)]
今回は、曼珠沙華まつりが開催されている巾着田へ行ってきました。
今年は秋雨前線が長々と居座り、晴れる週末がまだ少ないです。
歩き慣れがすっかりリセットされてしまったので、たまに歩くならこのくらい、と。
巾着田のヒガンバナ(曼珠沙華)もそろそろピークを終えつつあるタイミング。
でもまだ遅咲きエリアだったら見れないこともないでしょう。
雨が途中ぱらつく恐れはありますが、降っても大したことはない予報。
高麗駅で電車を降りてスタートです。
まつりの時間よりもやや早いので入るのは無料で済みますし、人もまだ少なめでしょう。
昼間には車がすごい列になっていると聞きました。
上流側の早咲きエリアはすっかりおしまい。思った以上に終わってた。
向こうはどうだろ。
下流側、遅咲きエリア。
こっちはまだきれいに咲いています。
昨夜の雨が水玉になって、生き生きとして見えます。
ここのを見ると、ヒガンバナのイメージが変わる。
若い撮影グループが、ロープを越えて花の中で写真を撮っていたのは残念。
花や自然をきれいに思う心があるからこそ撮っているのだろうに。
いつも同時期に咲くコスモスは、台風の影響で今年はぜんぜんでした。
巾着田は花以外にも、ビオトープや田んぼの中の水路など、のーどう日々的なのどかな景色を楽しめます。
いいところ。
先日本屋さんで、雑草の葉っぱのハンドブックを見つけて、衝動買いしてしまいました。
これはたぶんオオイヌノフグリ。
ハンドブックをいちいち全ページめくって検索するという力技。
本とルーペを持っていってしゃがみこんでゆっくり観察とかもやってみたい。
キツネノマゴ、かな。
狐の孫も狐だよね、と調べたら、キツネノヒマゴってやつもあるそうな。
次はすぐ向こうに見える日和田山に登ります。
男坂の直下の分岐でまごまごしている外人さんがいました。
こんにちわーと声をかけたら、やっぱり道を訊かれました。
日和田山への道かと思いきや、見せられた写真はヒガンバナ。
危うく山に登っちゃうところでした。
引き返して大きな車道を横切って真っ直ぐ行って、たくさん人が通ってるからわかるよ、と何とか説明します。どうかこの思い伝わって。
お姉さんはスウェーデンから、お兄さんはオーストリアから来たとのこと。ワールドワイド巾着田。
自分は男坂を登ります。
ちょっと岩岩してて楽しい。
ほどなく金毘羅神社の展望台です。
眼下に、湾曲した川に囲まれた巾着田が巾着の形に見えています。
さっきの外人さんは道わかったかな。
せっかくあそこまで来てたんだから、一緒にここまで登ってから女坂を下って、近くまで行ってあげてもよかったかも。
まあ観光地だしスマホ使ってたし、わかるでしょ。
あっちは飯能の多峯主山(とうのすやま)。
こんなふうに見えてたのか。
今回は下りも男坂を使います。
そこそこ急なので下るのは推奨されませんが、ちょっとでも岩場慣れの足しになれば…と思ったのですが、急な箇所を上から見下ろして気が変わり、岩のわきの緩やかな箇所を大人しく下りました。
いったん高麗駅まで戻ってから住宅地を歩き、多峯主山へと向かいます。
何年か前に初めて多峯主山に行った時もこの道でした。
爪は塗らなくても良かったのでは。
多峯主山山頂。
あっちに日和田山と巾着田が見えますね。木立の中には赤い色も見えています。
ひと休みしてから天覧山へ。
飯能市街もすぐそこです。
下山口のいつものコンビニに寄りました。
オーナーさんが「先日のテレビに出ていたやつのが、ネットで見れますよ」と教えてくれました。
帰ってから見てみました。
このお店、地域の人たちに頼りにされてるのね。
飯能のかえでさんちでカレーをいただきました。
別のお客さんがカレーを頼んでて、ひと目見て「でか!」と声を上げていましたが、確かにでかい。
でかいのは知っていたし、でかいと言ってもカレーだし、問題ないだろうと思ったら、食べきるのにものすごく苦労した。
ここのでかいオムライスよりもよほど大変だった。
飯能の人たちはこんな量を普通に食べるんだろうか。
何とか食べきって1mmも入らない状態で、もう少し町を歩こうかという元気も失せて、よろよろと帰りました。
そう言えば登山用品店(ヤマノススメグッズあり)がリニューアルオープンしたとのことで、また来なくちゃ。
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