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富士山日帰り八合目 [山歩き(日帰り)]

今回は、富士山の吉田ルートを、日帰りで八合目まで往復してきました。

今年は一昨年とは違うルートで富士山に登れたらいいなと考えていたのですが、なかなか機会が合いません。
とりあえず足慣らし身体慣らしに、標高3000mの八合目まで行くことにしました。


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富士山は、うちから日帰りできる唯一の3000m峰です。
お手軽3000mとして知られる乗鞍岳や立山は、登山としてはともかくアクセス的に日帰りは無理。
今のうちに3000mを歩いておけば、近いうちに機会が来ても安心です。

今日の予報は、早朝は曇り、午前中は晴れて、昼以降は曇り。
登りが晴れで、下りの特に後半が下り坂というところかな。
富士山だし、下りでは雨に降られても不思議ではない。





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駅からバスでスバルライン五合目へ。
バスに乗ってるとき、三合目あたりでは晴れてたんだけどなあ。


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まずは腹ごしらえ。
いつものカレーです。
日帰りなのでカレーが被る心配はなし。

小御嶽神社にお参りしたりしていると、雲が流れて富士山が見えてきました。
よしよし。


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夏の富士山のお祭り感は嫌いじゃない。
高度に身体を慣らすために、五合目には1時間は滞在するのが定石です。
今回はそこまで気を使うほどじゃないんだけど、何やかんやで1時間経ってしまった。
靴紐を結んで、ストレッチをして、出発しましょう。

その前に登山口の受付で、協力金を払います。
引き換えにもらえる小冊子だの何だのは、とてもよく考えられた情報量。
一読もせずザックに放り込んだとしても、ちょっと困った時には頼りになります。


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今回はさらに、記念品の福引をやっていました。
自分はしっかりしたボールペンが当たった。
他の景品は、アミノバイタルとかお茶とか手ぬぐいだとか。
要らない物なら下山後にもらいたいけど、登山でも地味に役に立つ景品だねえ。

登山口では係員のおじさんが、下山してきた人たちに呼びかけていました。
「協力金の木札を持っている人は福引できます!Present!Free!」


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歩き出してしばらくは、平らな道です。
またガスってきました。
暑くなくてちょうどいい。

向こうから下山してきた人たちは、満足そうにしてたり、ただ足元を見て黙って歩いていたり、笑ってたり、馬の背に乗ってたり。
ここの雰囲気は好き。


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六合目でひと休み。
観光客でも、ここまで来る人も多いです。
七合目の最初の小屋まで行けばおやつも食べられるし雰囲気も味わえるのですが、ここからさらに1時間以上登るわけで、観光としてはきついしねえ。


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オンタデの赤い花がたくさんさいていました。
五合目六合目付近では他に、クルマユリ、ホタルブクロ、シャクナゲ、ヤマオダマキ、トモエシオガマなどなど。


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七合目の山小屋通りに入ってきました。
このあたりから傾斜が急になり、道も岩がちになってきます。
小屋は短い間隔で立っているので、適度に休憩ができます。


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富士一館。
一昨年泊まった小屋です。きれい。
今回は登って帰るだけなので、もうちっと上へ。


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このあたりも勾配の急な岩場の道です。
これ夜中にヘッドランプで登るのは、確かにしんどいよなあ。
もし調子がよくて山頂まで行きたくなったらどうしようとちょっと事前に思いましたが、ひいひい登りながら、八合目でちょうどいいと納得しました。


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ガスの流れを見て上を見上げたり後ろを振り向いたりすると、空が見えることが多くなってきました。
3000m以降はずっと晴れ。
これぞ富士山の景色です。
はるか頭上には山頂部が見えています。


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今日の目的地、3100m地点の太子館に到着。
作中であおいちゃんがダウンしたところです。
行程的には、ここらへんで山頂までの登りの半分程度。
しんどさ的には半分も行っていないくらいです。
(若いのはよく「もう八合目じゃん!」とか言ってます。きっと思ってるより大変だよー?)
あと下りもけっこう大変。


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気温は高くないし、登りは大部分曇っていたので快適です。
小屋でコーンスープをいただいて休憩します。


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上を目指して登っていく人もぞろぞろ。
自分はここから、ブル道をトラバースして下山道に移ります。


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下山道は、砂が滑りやすいジグザグの斜面がひたすら続きます。
自分は半分からの下り始めだけど、山頂からだとそうとうきつい。
油断してもしなくてもずるっと滑ります。

下っていくと、ガスにまた突っ込みました。
「下は雨降ってないかなー」と言っている人もいます。


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前を歩く人がシルエットにしか見えないほどの濃さです。
ここなら道に迷うことはないし、かんかん照りよりはいい。
御殿場口からの双子山ハイキングコースとかだと、こんなガスでは迷いやすい。


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途中で数回通るシェルター。も、ガスの中。
3つ目のシェルターは中が水浸しになっていたので、横をパスさせてもらいました。


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六合目付近では、これから登っていくツアー客などが行列を作っていました。
こっちはあと少しでゴールです。


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五合目帰着。
おやつにしました。
こんなガスの道も富士山らしくていい。
雨が降らなかったのはついていたかな。


今年は行けるかどうかわからないけど、行けるのなら、須走ルートで登って、御殿場ルートの大砂走りを下りてみたいなあ。







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