氷の花と滝と沢 三頭山

1月中旬。
いい感じに冷え込んできたし、三頭山に行ってきました。



三頭山は標高が割と高めですがお手軽な道です。
ただし冬はバスが途中までしか行かないので、歩きが往復2時間近く増える。
本数も少ないから、時間もけっこう意識してしまいます。
でもいいお山なのですよー。

人通りの少ない遊歩道を歩きます。
途中、3つほど渡る木の橋が、一部鉄製にかけかえられていました。
メインルートと比べるとやや荒れ感のある道ですが、案外整備はされるのね。



霜。

何年か前にここに来た時、カモシカと遭ったことがあります。
その同じ場所で、沢の斜面を何か動物が駆け上がって行きました。またか！今度は何だ。
茶色くて細長い感じ…イタチとか？
そいつは、斜面を登ったところで大きな翼をばさっと広げて、低空飛行で沢沿いに飛んでいきました。鳥だ、でかい、尻尾も長い。ヤマドリのオスじゃないかな、初めて見た！



その先の道沿いは、氷の花ゾーンです。
ちっこいながらも、日の当たる場所にたくさんできていました。



1時間ほどで、メインルートに合流。
そういやこの日は寒かったですが、雪はまだなかったです。
もちろんアイゼンは持ってきてますけどね。



三頭大滝。
いい凍結っぷりです。



中のほうは少し水は流れてるみたい。



滝見橋は霜で凍ってました。
こういうのはこわい。木の橋でアイゼン履くわけにもいかないし。おっかなびっくり。



沢も真っ白に凍っています。

寒さ対策にニットの手袋の上に防風手袋を重ねているのですが、このへんでもういいだろとニットのを外したら、すぐに指先が寒さで痛くなってきた。
やっぱ防寒効果高いのね…手袋を着け直しました。



山頂！
いつもは人の多い山頂ですが、このときは独り占めでした。



ブルーのシートは、山頂標を新しく立てるのかな。



軽くごはんを食べてから、来た道を下山開始。



おっとつるん。
落ち葉の積もった薄雪の道と見せかけて、完全に凍結した箇所がありました。
わかっていれば避けられるんだけど、ぱっと見他のところとあまり変わらない。自分が滑ったからちょっとわかりやすくなったぞ。



「登攀3日目。今日中に上部に抜け出さなければならない。予報では明日からは天気が崩れ、悪天が1週間続く」
「あおいちゃんそういうの興味あるんだ。今度神々の山嶺貸してあげるね」



帰りにもまだ氷の花が融けないで残ってました。
日が当たってるとは言え、案外丈夫なのかしら。



数が多いしどれも日なたできらきらしてるのできりがない。



足王さまにお参り。



九頭竜さまにもお参り。
この絵馬の絵、かわいい。


この後、いい手袋がないかモンベルに行きました。
スタッフの方の話を聞くと、今のよりいいやつは、すごいでかいがっしりしたグローブになってしまいそう。
それではカメラもスマホも使えなくなってしまわないかな。
どうするべー。

タグ：奥多摩 山歩き（日帰り）