低温注意報発令中 浅間嶺 [山歩き(日帰り)]
けっこうな積雪で電車が大変だったり、低温注意報が出て水周りが大変だったりした週の土曜、浅間嶺を歩いてきました。
浅間嶺はお気楽な割にはいい雪道になりやすく、冬の楽しみになっています。
雪の週に行くなら他の山でもいいのですが、低温とくると払沢の滝の凍結が期待できそうですからね。
浅間嶺はお気楽な割にはいい雪道になりやすく、冬の楽しみになっています。
雪の週に行くなら他の山でもいいのですが、低温とくると払沢の滝の凍結が期待できそうですからね。
人里(へんぼり)バス停からしばらく登ったところにある廃屋。
ここ、ちゃんと管理されていたんだ。
この週は依然として非常に強い冷え込みが続いており、バス停近くのトイレでも地元の方が困っていました。
凍結防止のヒーターがついているのに、排水側が凍ってしまっているのだそうな。
登りだしてから少しすると、町内放送で、凍結による断水がアナウンスされていました。
ここの明るい雰囲気は好きなので、しばし休憩していきます。
強烈な寒さで、指先がすごく痛い。
ニット+防風グローブの中にカイロ左右に1つづつ入れてるのに。
あまりの寒さに、ここに来る途中の小さな祠にご挨拶がてら、防風グローブを外しカイロで指をしばらく暖めました。
万力で締め付けられるよう、とはこのことだ。もう帰りたくなってきた。
そのままニットの手袋だけで指をかばいながら歩いてたら、かなり良くなってきました。
風がないならこの方がいいのかもしれない。
十分暖まったので、ここから先はニットを外して防風グローブだけを使用。
雪は、登りだしから10~15cmくらい積もっています。
足跡は1組、下りのがあるだけ。
浅間尾根は、いろんなところから出入りできるからなあ。
いつもは登りは大した雪もなく、人里峠まではアイゼンは要らないのですが。
すでにちょっと深い場所も出てきだしました。
この先、沢の源頭を横切るあたりは道がやや狭くなります。
道幅に余裕があるうちにアイゼンをつけることにしました。
実際、急斜面のトラバースは、自分にはアイゼンなしでは歩きたくない感じになってて正解だった。
人里峠からは、素敵な尾根道です。
雪もたっぷり。
数馬方面からの足跡が数組合流しましたが、踏まれた道と言えるほどではまだありません。
左手には奥多摩三山の二峰、大岳山と御前山が、間近に並んでいます。
カモシカかしら。
登山道をときどき、動物の足跡が交差していきます。
うさぎさん。
雪面に映る影も好き。
雪の深さはだいたい15~20cmくらいかなあ。
先行者の足跡を辿っていきます。
浅間嶺の東屋が近づくと道がいろいろ分岐するので、足跡も減ってきます。
東屋に直行する道にはひと組しかなく、ずぼずぼ歩きます。
東屋の広場。
真っ白。
このまま上の展望台に上がりましょう。
到着。
山頂標への足跡もありません。
いくつかあるベンチの雪はきれいに払われていました。ありがたや。
ついた時点では他に人はおらず、休憩中に2、3人やってきました。
下り側も雪は深かったですが、足跡が増えて歩きやすくなりました。
峠の茶屋のあたりでアイゼンは外します。
車道をしばらく歩き、時坂峠からの下り出しは… あー、これは嫌だ。
無理せずもういちどアイゼンをつけました。
車道をしばらく下り、最後の分岐では、ここはいつも雪が多い。
もう大した距離ではないし、アイゼンをもう一度着け外しするくらいなら車道を遠回りしても大差ない。
払沢の滝まで来れば、もう観光地です。
この日の朝は凍結率98%とのこと。
水音はそこそこあったので、昼にはいくらか融けていたのかもしれません。
駐車場からここまでの道もけっこう滑りやすく、滝の前の狭い岩場はみんな譲り合って見物していました。
今年も雪道を堪能できてよかった!
この翌日、払沢の滝は、12年ぶりの完全氷結となったそうです。
本当に寒い週だったからなあ。
そして数日後、また雪が積もりました。
また歩きに行かなければ。
2018-02-17 03:23
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