富士山(後編) 苦しい楽しいご来光登山 [山歩き(小屋泊)]
酸素を取り込むために呼吸を意識し、七合目から富士山頂へと向けてゆっくり歩き出します。
気温はちょうどよく、風は弱め。今日は暖かい日なのかな?
登り出しはまだ人は多くなく、ヘッドランプでの視界は限られており、砂と岩の道を外したりもしました。
眩暈や頭痛はなし。調子は悪くない。
標高2900mからの登り標高差800m。油断はせずに行こう。
富士山(前編) 7年ぶりの須走ルート [山歩き(小屋泊)]
登頂は3年ぶりの4回目です。
梅雨明け前にお気楽夏山 燕岳(前編) [山歩き(小屋泊)]
2500mのどんより尾根 硫黄岳・天狗岳(後編) [山歩き(小屋泊)]
今年最初の小屋泊へ 硫黄岳・天狗岳(前編) [山歩き(小屋泊)]
八ヶ岳は、日本アルプスにも匹敵する高峰が連なる山脈です。
中央の夏沢峠を境として、主峰赤岳をはじめとする険しい南八ヶ岳と、割り合いおだやかな北八ヶ岳とに分けられます。
今回行った硫黄岳と天狗岳は、それぞれ夏沢峠を挟んだ南八ヶ岳の北端と北八ヶ岳の南端です。
どちらも難易度は比較的低く、八ヶ岳の入門コースとして紹介されることもしばしばです。
自分は5年前に天狗岳には登っており、山頂から見た硫黄岳の爆裂火口が印象に残りました。
南八ヶ岳の他の山はともかく、硫黄岳なら手が届きそうです。
今年も梅雨入りしたとは言え、雨の日はまだ少ない。
夏山シーズンを控えて、2500m級を歩くいい機会です。
流星群の極大日!仙丈ケ岳(後編) [山歩き(小屋泊)]
仙丈ケ岳、3033m、登頂!しました!
ひいはあぜえはあ、もう今日はこれ以上登らんぞ!
目下3000m峰2峰目です!(いや富士山入れて3峰目か)
標高では立山の雄山3003mを抜きました。
高いなあ。もこもこの雲海がどこまでも続いています。
山頂はそんなには広くはない岩場。
湧き上がる雲さえなければ、360度遮るものは何もありません。
一段下に腰掛けて、隣の大仙丈ケ岳への尾根をスケッチしている父子がいます。
眼下には、藪沢カール内に立つ仙丈小屋が。いい場所に建ってるなあ。
甲府夏祭りと仙丈ケ岳(前編) [山歩き(小屋泊)]
今回は南アルプスの仙丈ケ岳に行ってきました。
仙丈ケ岳は標高3033m。
優美な山容と高山植物の賑やかさから、南アルプスの女王とも呼ばれています。(北アルプスの女王はこないだも行った燕岳)
険しい箇所も極端な急坂もなく、南アルプスの入門としても人気の山です。
自分も数年前に、緑と白のカール(圏谷)を抱いた稜線の写真を見て以来、来ようとずっと思っていました。
アクセスがどんなだったか、今年もふと調べてみたところ、甲府に前泊すれば早朝の路線バスに乗れることがわかりました。甲府なら宿には困らないし、夜行バスで行くよりもずっと楽だ。
山小屋に電話をしてみたら、狙っていた日が満員でした。
仕方ない。しばらく考え込んでから休暇を投入することに。
「混んでますよ?」「止むを得ません。お願いします」
比較的規模の小さい小屋ですが、満員を断る以上は地獄の混雑にはなりますまい。
晴れてほしい時の晴れ 燕岳(後編) [山歩き(小屋泊)]
ガスに覆われた燕岳山頂にしばらくいるうち、下から他の登山客が登って来ました。
狭い山頂を譲って、自分らは山頂の岩を後にします。
霧の中だと、メガネ岩もまたちょっと違った雰囲気。
こんな天気でも、燕岳の岩と砂は絵になりますねえ。
山頂を下ってすぐ、雲間から日が射してきました。
これは!ブロッケン現象が見えるかも!
東側が開けた場所へ移動します…が、着いた時にはまた日が翳ってしまいました。ふーむ。
ブロッケン現象は、条件が合うならば小屋の前でも見ることができるはず。
とっとと戻りましょう。
ライチョウぴよぴよ 燕岳(前編) [山歩き(小屋泊)]
関東でもやっと梅雨が明けましたね。
ここまで遅れるのはけっこう珍しかったと思います。
平年通りくらいに梅雨明け十日に入って晴天率が上がるはずと踏んで、夏山シーズン第一弾、いつもの燕岳行きを計画したのですが、梅雨明けの気配もなかなか見えなくてやきもきしました。
今回はだるたさんと一緒です。
だるたさんの晴れ神通力もここまでか。下手したら2日間雨に降られても文句は言えないような予報です。
別方面の山への転進も考えたのですが、直前になってある程度予報がマシになってきたので続行。
雨でも歩きにくい山ではないし、ライチョウさんは天気が悪いほうが出くわしやすいとも聞きます。
でもせめて、上にいるときに1、2時間でも景色が見えてくれたらなあ。だるたさん北アルプスデビューですし。